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研究領域

1st Aug 2022,    0 minutes,   
space debris aerospace contamination threats space development

研究領域

スペースデブリ・宇宙航空管制・人工知能

Orbital Analysis

デブリの軌道解析、衝突確率、落下予測に関する研究を行なっています

Aerospace Traffic Management

デブリと航空交通の関係性について基礎研究を行なっています

Artificial Intelligence

デブリ問題に関する課題をAIを活用して解決する研究しています

Space Situational Awareness

宇宙状況把握のためのデブリ計測システム(光学&電波)に関して研究をしています

Hypervelocity Impact and Protection

超高速衝突実験とシミュレーションを通じてデブリ防護システムの研究を行なっています

Electronics Devices for space

衛星搭載を想定した計測機器の研究を行なっています. JAXA水野研究室とLIDARXの共同研究も行なっています

研究チーム (2022)

A dedicated research group

田中研究室では、宇宙のゴミである「スペースデブリ」について多角的に研究しています。
Our laboratory focuses on " Space Debris " known as space junk. We study interdisciplinary themes on space debris.

Keywords: Space Debris, SSA, ATM, ADS-B, AI, HVI

AIを用いてデブリ大気圏再突入の予測に関する基礎研究を進めています

Keywords: Space Debris, Orbit, Decay, AI

JAXA水野研究室でレーザー高度計(LIDARX)の研究を行なっています

Keywords: Laser, Lidar, Ranging, JAXA

AIを用いた地震前兆現象の検出に関する基礎研究をしています

Keywords: AI, Earthquake, Prediction

月面の地形に関する基礎研究をしています

Keywords: Moon, Luner, Topography, Surface

宇宙用の真空計の開発に関する基礎研究をしています

Keywords: Thermosphere, Vaccuum, Gauges, Observation

LSTMのアルゴリズムの改良に関する研究を進めています

Keywords: AI, LSTM, Algorithm

AIを用いた台風に関する予測研究を進めています

Keywords: AI, Prediction, Weather phenomenon, Forecasting

デブリの大気圏再突入を制御する研究を進めています

Keywords: Space Debris, Re-entry, Optimal Control

宇宙物体の画像認識に関する基礎研究を行なっています

Keywords: Space Objects, Identification, Computer Vision

新しい宇宙港の構築に関する研究を進めています

Keywords: Space Tourism, Spaceport, Optimal ATM

宇宙観光旅行とデブリ衝突に関する基礎研究を進めています

Keywords: Space Debris, Impact Avoidance, Space Tourism

天体望遠鏡を用いたスペースデブリの計測に関する研究を進めています

Keywords: Space Debris, Telescope, Measurement

宇宙救難ボートに関する基礎研究を進めています

Keywords: Space Debris, Rescue Boat, Re-entry

宇宙物体の画像認識に関する基礎研究を行なっています

Keywords: Space Objects, Identification, Computer Vision

SDRを用いた電波計測に関する基礎研究を進めています

Keywords: Radio, Measurement, SDR, GNURadio

宇宙観光旅行のマーケットに関する基礎研究を進めています

Keywords: Spaceport, Space Tourism, Market, Space Debris

SDRを用いた電波計測に関する基礎研究を進めています

Keywords: Radio, Measurement, SDR, GNURadio

LSTMのアルゴリズムの改良に関する研究を進めています

Keywords: AI, LSTM, Algorithm

宇宙物体の画像認識に関する基礎研究を行なっています

Keywords: Space Objects, Identification, Computer Vision

天体望遠鏡を用いたスペースデブリの計測に関する研究を進めています

Keywords: Space Debris, Telescope, Measurement

宇宙フライトシミュレータに関する基礎研究を進めています

Keywords: Space Flight Simulator, Space Debris, Impact Avoidance

SDRを用いた電波計測に関する基礎研究を進めています

Keywords: Radio, Measurement, SDR, GNURadio

田中研究室の概要

田中研究室に所属するには

田中研究室のテーマは何ですか?
2000年に研究室が誕生し、それ以来、約20年にわたって宇宙のゴミ「スペースデブリ」を中核にした研究を続けています。これまでの研究活動の内容は、このWEBサイトで公開しています。
田中先生が、研究指導で大切にしていることは何ですか?
一言で「デブリ研究は難しいけれど面白い!」と感じてもらい、心の底から自分が取り組む研究テーマを好きになってもらいたいと思って、指導しています。専門バカにはなってもらいたくないので、一般教養を含めて多面的な幅広い視点や考え方をするように指導しています。
研究の進め方を教えて下さい。
毎週1回、110分のゼミナール(講義)が開かれます。毎週、全学生が事前に課された宿題(各自の研究テーマに直結した内容)をこなし、その成果報告をプレゼンテーションの形で発表します。さらに5分間のライトニングトーク(LT)の時間を設け、最新トピックスを発表してもらう時間も確保しています。それに対して、田中を含めて皆で多角的な視点で討議を進めて行きます。授業時間外に、各自の研究時間をしっかり確保するように指導しています。そしてICTの技術を多面的に活用して研究は進みます。主にプログラミングの活動が中心になりますが、そのほかにも例えば、Macintosh, Windows, GNU/Linux全てのシステムに触れる機会があり、コマンドラインの操作, Office Suite(Word, Excel, PowerPoint, Pages, Numbers, Keynoteなど)の操作をはじめ、VPN, NAS, GIT, SNSツール, WEB技術などについても研究活動を通して必須で学ぶことになります。
大学以外に他の組織と関わりがありますか?
田中研究室から数名が、JAXA/宇宙科学研究所の水野研究室にライダーの研究のために外部研究(共同研究)に出ています。田中研究室の中の話に戻すと、研究成果がまとまったら、学年に関係なく、学会発表や国際シンポジウムでの発表を行なっています。よって、学生会員として学会に所属したり、学術的な国際団体の会員に入会してもらうことがあります。他大学や企業等の共同研究は、現在は行なっていません。まず足元の研究をしっかり行うことに集中しています。
研究室に居なければならないコアタイムはありますか?
コアタイムはありません。残念ながら、田中研究室の学生の専用居室がありません。研究ゼミナールの時に、田中の研究室に集合する形(2022年現在は、新型コロナ感染症を配慮し広い教室を確保、密にならない状態で対面ゼミナール)をとっています。この時間が唯一、学生達と顔を合わせる時間帯とも言えます。田中研究室では、講義である研究ゼミナールの時間以外は、すべて自分の研究テーマために打ち込む時間と考えており、あらゆる学生生活のアクティビティが、自らの研究を深め、進めるための自己研鑽の時間と考えています。田中研の居室は無くとも、日常生活全てが田中研究室のフィールドと捉えてもらいたいと思います。
研究室で求められるプログラミングのスキルはどの程度ですか?
田中研究室では、Python, MATLAB, C++を使って研究が進むことになると思います。学部2年生までに、一般教養の1つとして大学で開講されているPython言語,C言語,JAVA言語,C#言語の講義を履修しておくことが望ましいのですが、現実は全くプログラミングの初心者のレベルから研究室スタートすることが多いです。田中研の学生は、ほぼ全員、3年生の研究室配属からPythonとMATLABのプログラミングを学び始めています。皆、独学&先輩達の手助けなどを通して、加速度的にプログラミング能力を身に付けている実績がありますから、心配する必要はないと思います。学部2年生までにプログラミングの講義を受けておくと、自分にはプログラミングの素養があるのかどうか(相性がいいか)、早い段階で見極められると思うので勧めていますが、必須条件にはしていません。ただし、田中研究室に配属になった時には、プログラミングは必須の研究活動の1つとなりますので、覚悟して真正面から取り組んで欲しいです。
田中研究室に所属している学生は何名ですか?
2022年現在、田中研究室には21名の学生が所属しています。工学部・航空宇宙学科の学生(B3/10名, B4/6名)と工学研究科・機械工学専攻の大学院生(M1/3名, M2/2名)がいます。毎年,約9名ずつ学部3年生から田中研究室に所属すると考えてください。
田中研究室の卒業生の進路を教えてください。
田中研究室の卒業生は実に多彩です。田中研でデブリの研究に打ち込み、大多数は航空宇宙産業の企業やコンピュータに関わるエンジニアとして巣立って行きます。そのほかにも、留学の道、デザイナーの道、医者の道に進んだ卒業生もいます。「自らの人生は、自分の頭で考え、自分の責任で意思決定しなさい」と常日頃話していますので、学生の就職活動への手助けはしていません。ただし、将来への迷いや相談があれば、すぐに対応するように心がけています。
田中研究室の卒業生OBOGとの接点はありますか。
田中研究室では年に約2回、OBOGと出会う(再会する)機会があります。田中研独自の研究発表会やイベント(映画鑑賞会や懇親会など)を通じて現役の学生と卒業生OBOGが一同に会するときがあります。その時に、情報交換が活発に行われ、研究活動、就職活動、将来設計などの相談ができる時間が作れるのではないでしょうか。先輩後輩との交流が長く深く続いているところが、田中研究室の特徴の1つと言えます。現在は新型コロナ感染症の影響で、集まることを控えていますが、近い将来再開したいと思っています。現在は、テレビ会議を通じて、「Virtual Cheers!(いわゆる宅飲み)」を研究室内で実施しています。コロナの影響で田中研究室の皆が離れていても、卒業生OBOGが巣立っても、いつでも戻れるホームタウンのような場所や機会を設けたいと常日頃思っています。
田中研究室に所属するにはどうすればいいですか?
まず、学部生として3年生から田中研究室に所属するには、東海大学の工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の学生として入学することが大前提となります。さらに大学院生として田中研究室に所属するには、東海大学の大学院工学研究科機械工学専攻の大学院生として入学することが大前提となります。可能な限りチャンスを平等にしたいと考えており、特に過去の入試に関する試験問題、傾向、対策など、アドバイスは行なっていません。学生自らの力で情報収集し、分析し、意思決定するための良いチャンスと考えているので、学生の力を信じて頑張ってもらっています。
田中研究室における学部から大学院への進学率を教えてください。
内部進学がほぼ100%で、外部進学は0%です。各学年約3名ずつですが、そのうちの約2/3がそのまま大学院に進学している状況です。
田中研に所属することへの、メリットとディメリットは何ですか?
メリットは3つです。1)プログラミング力(+ICTの応用力)が身につく(Python, MATLAB, C++が中心), 2)情報収集+分析+意思決定の訓練を積み重ね、情報を嗅ぎ分ける力が身につく, 3)研究は難しいけれど楽しい!と知ることができる、気づくことができる、です。ディメリットも3つです。1)自ら考えて積極的に動かなければ虚無の時間だけが過ぎてしまう(事細かい研究指導はしていない), 2)最先端の研究を知るには、英語の論文を大量に読み込む必要がある(英語が苦手と言っている場合ではない), 3)デブリという研究テーマが特殊すぎて、研究テーマに直結した就職先が存在しない、就職できないこと,です。

学生からの声

田中研に所属する学生からのメッセージ

Message 01

田中研は上下関係が良好で自分の研究分野や日々の生活で困ったことなど相談にのってもらえたり3年生でも先輩の実験に参加したりできます。また,先生や先輩方から的確なアドバイスをもらえるので技術力をともに向上できる研究室です。

Message 02

田中研究室は同級生だけでなく先輩後輩間のつながりが強く、和気あいあいとした雰囲気の中で、とても充実した研究活動ができます。

Message 03

田中研究室は1学年の人数こそ少ないですが、OBOGの先輩方も含め縦の繋がりが強い研究室です。このホームページを見て興味を持ってくださった皆さんと一緒に研究が出来ることを楽しみにしています。

Message 04

田中研の大きな特徴は、モノやプログラムを実際に開発する機会が多いことです。私も電波レーダを作るため、システム全体の設計からデータを解析するプログラムの開発まで一貫して行っています。

Message 05

田中研の特色として、多くの学生がそれぞれ異なる計測システムを扱っている事が挙げられます。先生や先輩に教わりつつも、自ら手を動かし研究を進める事になりますので、ハードとソフト両方の実践的な知識が身につきます。またそれぞれが得た知識を、学年の区別なく共有する機会も多くありますので、多彩な分野の知見が得られます。

Message 06

田中研究室は少人数ならでわの、とても仲のいい研究室になっています。ゼミは大変なこともたくさんありますが、自らのスキルアップができる良い研究室です!

Message 07

田中研では、スペースデブリの計測や削減に関係するような研究が多く行われています。私も地上からスペースデブリを計測するためのレーダの研究を行っています。また学部や院生だけでなくOB、OGと交流する機会が多くあり就職、研究などで相談する機会が多くあります。全体として仲が良く気軽に話せるような雰囲気です。

Message 08

田中研では、先輩や同期とのつながりを大切に課題解決を目指しています。全体のつながりがとても濃い研究室です。

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